第二番 紀三井山 金剛宝寺[紀三井寺]

〜ふるさとは はるばるここに 紀三井寺 花の都も ちかくなるらん〜

2009・9・30

最近、何かと良くないことが続いています。 心は乱れ、健康も損ねがち(@_@;) そこで今日はお休みを取って、心静かにお寺参りに出かけました。 しかし!!私は究極の雨女でして・・・(^^ゞ 何かとよく雨に祟られるのです。 今日も雨・・・しかも大雨・・・(@_@;) 自宅付近はそれほどでもなかったのに、和歌山は本格的な大雨でした。 気まぐれに出かけたお寺巡りは、雨の中の修行の旅になったのです。

大阪駅から和歌山行きの電車に乗り、和歌山駅できのくに線に乗り換えて2駅、 大阪から約2時間で紀三井寺駅です。

小さな駅です
ここからは歩いて10分ほどで、紀三井寺に到着です。 駅からは裏門が手前にあるため、裏門とは知らず、ここから登ってしまいました。 したがって231段の急な石段は回避されました(^^ゞ ゆるやかな石段と坂をゆるゆると登っていくと、すぐに境内に。

【楼門】 参道から行く正しいルートで行くと、朱塗りの立派な楼門が目に入ります。 この楼門は国の重要文化財で、室町時代に建立された入母屋・本瓦葺き。 最近塗り替えられた鮮やかな朱色が目にまぶしいほどです。 欄間には牡丹と蓮の彫刻が施されています。 楼門から231段の石段が境内まで続きます。この石段は『厄除け坂』とも言われ、女厄33段、男厄42段、還暦60段と 踊り場ごとに区切られていて、石段を登ると厄除けのご利益があると言われていますが、逆走してしまった私には ご利益はあるのでしょうか(@_@;)

楼門

【本堂】 境内には六角堂、鐘楼などが並び、奥の本堂へと導かれます。 本堂は、総ケヤキの入母屋造り本瓦葺きで、正面中央の屋根に千鳥破風、手前に唐破風をつけ、彫刻が施されています。 この破風にはいろいろな種類があるらしいのですが、詳しいことはよくわかりません。 意味は装飾性だけではないのでしょうね〜。
鐘楼

本堂に安置されているご本尊は十一面観世音菩薩。秘仏ですが、2009年10月10日から20日まで、御開帳です。 春にはこの本堂前をはじめ、境内は早咲き桜が咲き誇り、桜の名所としても有名なお寺です。 本堂前の桜は、開花宣言の目安となる、和歌山地方気象台の標本木となっており、『近畿地方に春を呼ぶお寺』として、 注目を集めます。 今日は雨に濡れそぼり、しっとりと落ち着いた雰囲気です。
本堂です

【多宝塔】 本堂の右手にある石段を登っていくと、高さ16mの多宝塔があります。 この多宝塔も最近塗り替えられ、真新しい朱色が鮮やかです。
多宝塔

【新仏殿】 2007年に完成した新仏殿には、ご本尊として木造の立像仏としては日本最大となる総漆金箔張り大千手十一面観世音菩薩様が安置されています。 高さは約12mのこの仏様は、京都の工房で5年の歳月をかけて彫られました。 紀三井寺は山の急斜面に位置するため、仏殿に大型トラックが横付けできないという条件の下で搬入されました。 京都で組み立てた仏像を、強度が極端に下がるのを覚悟でいくつかに分解し、仏殿内で再度組み立てられました。 その全容は『燦然と光り輝く』という表現は、こういう時に使う言葉なのだと実感するほどです。 慈悲の御光に包まれる・・・そんな気持ちになります。 仏殿最上階は、展望台となっていて、そこからの眺めも素晴らしい。 観音様のお顔を真正面に拝める窓もついています。
新仏殿
仏殿からの眺め

境内は重要文化財が数多く立ち並び、その多くは塗り替えによって、真新しい朱色に輝いていました。 室町から安土桃山時代に建立された歴史のある伽藍が幾度かの再建を繰り返し、現在に至っています。

駅に向かう頃には雨も強くなってきました。 つづく・・・





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