第六番 壷阪山 南法華寺[壷阪寺]

〜岩をたて 水をたたえて壷阪の 庭のいさごも浄土なるらん〜

2010・1・24

冬眠中のおーどりーです。 10月の槇尾山施福寺以来の西国巡礼・・・ ずいぶんと久し振りのお寺となりました。 今日は1月も末だというのに、空は晴れ渡り、空気は澄んでいます。 このまま冬眠しているのももったいないので、今日は思い切ってこのお寺にしました。 娘の眼に目ばちこができていて、眼病封じの観音様として厚い信仰を集める壷阪寺はちょうどありがたいお寺です。

今日はここ壷阪寺に来ました
入口に千手観音

『壷阪寺』は通称ですが、正式には『南法華寺』と言います。 かつては三十六堂六十余坊を数えた大寺院でした。 弁基上人によって開山されました。 ご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩像。 弁基上人がこの霊山に魅せられ修行をしていると、秘蔵の水晶壷に観世音菩薩像を感得し、弁基自らがこの仏像を模して 壷阪観世音を刻み、本尊にしたと言われています。 ご本尊は、古来から眼病に霊験あらたかな観音さまとして、厚い信仰を集めてきました。

浄瑠璃『壷阪霊験記』でもその名を全国に知らしめました。 お里、沢市の『壷阪霊験記』は文楽や歌舞伎でもたびたび上演されています。 盲目の夫、沢市と夫の開眼を祈る妻、お里の夫婦愛の物語です。 お里は沢市の眼が治るようにと毎晩壷阪寺で祈願をしますが、沢市はお里を自由の身にしてあげようと、 お里を実家に帰し、自分は谷底に身を投げてしまいます。 お里も後を追い身を投げてしまいますが、観音様が現れ二人を救い沢市の眼は開眼しました。 本堂横手に二人の投身の谷と言い伝えられている谷があり、本堂には沢市の杖が納められています。

多宝塔
三重塔

仁王門から境内に入ると、立派な多宝塔や、荘厳な三重塔が目を引きます。 江戸後期に再建された本堂、それに続く八角円堂に十一面千手千眼観世音菩薩像が安置されています。 御開帳されており、その姿を拝見しました。 素木造りで大きく見開かれた目が印象的です。 しかし、本堂は寒い・・・本堂の床は足が凍りそうです。 ゆっくりと観音様を拝みたいところでしたが、早々に本堂を後にしました。
本堂と八角円堂
八角円堂(本堂)
本堂からの展望です
伽藍を一望

本堂から天竺門を過ぎると、インドから招来した高さ20mの白い大観音石像が立ち、その下には大涅槃石像も安置されています。 平成19年には新たに大釈迦如来像(壷阪大佛)も招来されました。 大涅槃像の下に健脚祈願のわらじが祀られていました。 長男が昨夏、足を骨折し夏を棒に振りました。 今年こそは・・・と願いを込めて健脚祈願をしました。
天竺門
天竺渡来大観音石像
天竺渡来の大涅槃石像と大観

境内には石像(どれも大きい!!)や伽藍が数多く立ち並んでいます。 境内からの眺めもよく、飛鳥の里が一望できます。 壷阪寺を下りると、飛鳥の里はキトラ古墳、高松塚古墳など歴史のロマンが見どころいっぱいです。 自転車で回るのがいいかもしれませんね。 古代ロマンにあまり興味のないおーどりーは早々に飛鳥を後にしました。
息子の脚を祈願
至る所に巨大石像
壺阪大仏





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