二十三番 応頂山 勝尾寺

〜重くとも 罪には法の 勝尾寺 ほとけを頼む 身こそやすけれ〜

2008・5・25

この春、我が家は家族全員が受験生でした。(私を含む^_^;) 思い起こせばツライ1年だったなあ〜(~_~;) 受験生の親としては合格祈願をせずにはいられません。 勝運信仰のお寺・ここ勝尾寺の『勝ちダルマ』をいただきに訪れたのは去年の冬・・・。 3体の片目ダルマは春を待ちました。 厳しい冬を超え、勝ちダルマに両目が入ったお礼をするためのお参りです。 今日は最もご利益を授けてもらった娘が同行しました。

勝尾寺はご存知のとおり、紅葉で名高いお寺です。 また源氏、足利氏など有力武将ら時代の覇者達が勝ち運を祈願し、 以来人生すべてに≪勝つ≫寺として勝運信仰の歴史をたどっています。 大阪市の真北に位置し、我が家からも国道171号線を走って40分ほどで行けます。 箕面国定公園の中にあり、たくさんの猿たちが車道に出てお出迎えしてくれます。 人間に慣れている猿たちなので、車を見ても避けるわけでも逃げるわけでもなく、こちらがのろのろと徐行します。 どの車もしっかりとウインドウは閉めていました。(ちょっと怖いです・・・)
箕面の猿がお出迎え


今日はここ勝尾寺に来ました


参拝入り口はなんとお店から・・・

500円の有料駐車場に車を停めて、≪花の茶屋≫というお土産物屋さん兼休憩所から入ります。 入山料は私と娘で700円。 建物を出ると≪出迎え観音≫のお出迎えです。
出迎え観音さま

周囲の緑色に映える朱塗りの楼門形式の山門は色鮮やかでとても美しい山門です。 山門をくぐると、参道の両脇に池があります。 真ん中の橋を境に片側だけ蒸気が立ち上っているのです。 まるで、温泉のように・・・不思議な光景です。なぜなのかはわかりません。 誰か教えてください。(またバカにしている人がいるでしょう・・・(ーー;))
なぜか片側だけ湯気が立ちのぼっています

緑色の木々に覆われた参道を進んでいくと、水子堂がありさらに階段を登ると勝ちダルマの奉納所があり多数のダルマが奉納されています。 境内の至る所にダルマ・ダルマ・ダルマ・・・
たくさんのダルマが奉納されています


我が家の勝ちダルマです

その隣りが厄払い荒神堂。 勝尾寺の荒神堂の荒神さんは日本最初の厄払い荒神として有名で、高野山の奥の立里荒神、宝塚の清荒神とともに 日本三荒神として信仰を集めています。 本堂は豊臣秀頼とその母淀君によって再建されたもので、本尊十一面千手観世音菩薩を安置。朱塗りの立派な建物です。 本堂・本尊ともに平成に入り、修復されたものです。
本堂です


本堂からの眺め

本堂の隣りには大師堂があり、ここは四国八十八ヶ所のお砂踏み場となっています。
大師堂
四国八十八ヶ所お砂踏み場です

厄払い荒神堂の奥には薬師堂があります。 薬師堂は源頼朝が建立したもので、山内最古のお堂です。 朱塗りの本堂とは違い、古くて歴史を感じさせる立派なお堂です。
山内最古の薬師堂


不動堂


多宝塔

境内には不動堂、鎮守堂、開山堂などが建っています。 多宝塔も立派です。
下から二階堂を眺めます

法然上人が4年間逗留し、念仏三昧の生活を続けながら浄土宗開宗の構想を固めたという、二階堂。 法然上人二十五霊場第5番札所となっています。 でも、拝観するのを忘れていましました・・・。 下からみる限りでは、山の中に溶け込むように厳かに建っているお堂です^^;

薬師堂の奥に≪奥の院≫と書いた看板があったので、ちょっと足を伸ばしてみることにしました。 延々と階段です。 しかも急で、雨で濡れて滑ります。
この階段は延々と続きます。その先は・・・

最近の若者は歩くことを知らない軟弱者ですので、娘は不満タラタラですが、さすがは部活動で鍛えているだけのことはあります。 私のほうが早々と息が上がります。 行き着いた先は、小さなお堂でした。
長い長い石段の最後です

登るより降りるほうがかなり恐怖の濡れた石段を慎重に降りていきました。 お寺という神聖な場所で母娘二人、静かに目を閉じ合掌し祈る時間は日々の忙しさの中で忘れてしまっていた時間でした。 彼女は何を祈ったのでしょうか・・・。 でも、さすがは現代っ子の中学生。 片時も携帯電話を離すことなく、メールに明け暮れておりました・・・(ーー;)
秋の紅葉が待ち遠しいです

このお寺はここに到着するまでのドライブが楽しそうです。 私は運転手なので周囲の景色を楽しむ余裕はありませんので、できれば次は助手席でゆっくり楽しみたいです。 勝尾寺は広大な山に溶け込むように建っています。 樹木の間に二十余りのお堂が散在していて、その様子がなんとも美しいのです。 私が訪れた今日は昨日からの雨もようやく上がって、少し晴れ間も見え出した時間でした。 山全体がうっすら白いベールのような蒸気に包まれていました。 このお寺は≪花のお寺≫としても有名です。 春は桜、石楠花。夏はあじさい、秋は紅葉、冬は寒椿。 今の時期はあじさいの季節を心待ちにしている様子でした。 四季折々の花や紅葉に包まれる時期にまた、訪れたいです。
若くて付け睫毛のお姉さんが書いてくれました





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