第二十七番 書寫山 圓教寺

〜はるばると のぼれば書寫の 山おろし 松のひびきも 御法なるらん〜

2009・4・5

紅葉の季節に訪れたいと思っていた圓教寺にやってきました。 街の桜は満開ですが、山の桜はどうでしょう。。。 高速料金の値下げで、遠出しやすくなったとはいえ、渋滞も心配ですがこのお天気です。 家でじっとはしていられません。 西国霊場の最西端、書寫山に立つ圓教寺は多くの人々の信仰を集め、 僧侶の修行道場として栄えたことから【西の比叡山】と呼ばれる大寺院です。

ご本尊は六臂如意輪観世音菩薩。秘仏ですが6月30日まで御開帳期間なので、そのお姿を拝むことができました。

≪今日の足取り≫ 自宅10:00⇒宝塚IC10:15⇒山陽姫路西IC11:00⇒ロープウェイ11:35⇒山上駅〜摩尼殿12:00 境内を1時間30分ほどぶらぶら⇒歩きで下山開始13:20⇒下山14:10

【ロープウェイ〜山上駅】 書寫山は標高371m。ロープウェイを利用すれば4分で山上に到着です。 片道だけ切符を買って、満員のロープウェイに乗り込みました。 約4分。ガイドさんの解説を聞きながらの空中散歩を楽しめます。 山桜が所々に優しい彩りを添えています。 高所恐怖症のおーどりーはその4分間が、少し苦痛でしたが・・・((+_+))

今日はここ圓教寺
仁王門
六臂如意輪観世音菩薩
西国三十三ヵ所お砂踏み

【山上駅〜摩尼殿】 ロープウェイを降り、志納所で500円を払います。 入ってすぐに『慈悲の鐘』という名の鐘楼があります。 ここから摩尼殿までは、約20分。(摩尼殿までの送迎バスもあります。) 歩きはじめてすぐに仁王門が現れます。 仁王門をくぐり、境内に入り緩やかな登りの参道には西国三十三ヵ所のご本尊が並んでおられ、 お砂踏み場となっているうようです。 明るい道や、薄暗い道、多少の登り下りを楽しみながら歩きます。 美しい苔に覆われた地面や石塀が千年の歴史を持つ聖域を思わせます。 そこに静かに迎えられるように進んでいくと本殿の摩尼殿に到着です。
圧巻!!摩尼殿
昭和天皇お手植えの松
鐘楼
境内には苔がたくさんあります

【摩尼殿】 摩尼殿は元禄元年に建立された単層入母屋造り。京都の清水寺と同じ豪壮な舞台造りの建物です。 壮観で力強い伽藍は目にした瞬間、圧倒されました。 ご本尊の六臂如意輪観世音菩薩が安置され秘仏ですが、今日は運良く御開帳期間でそのお姿を拝見することが できました。 性空上人が根のある桜の生木の幹に観世像を刻ませたと言われています。 上人が自ら刻んだご本尊は焼失してしまいましたが・・・。 秘仏の御開帳に巡り合えたのは今回が初めてです。 感想は・・・・うまく表現できません(*^_^*) 言葉に表すことがひどくちっぽけに思えてしまします。 ただ、「しばらくそこから動くことができなかった・・・」それだけです。
大講堂
常行堂
食堂

【三つのお堂】 摩尼殿の裏手、白山権現から自然探勝路を抜けると大講堂、食堂、常行堂の三之堂に出ます。 いずれの建物も国の重要文化財で、特に食堂は後白河天皇の指示で建立された修行僧の寝食のための 建物です。別名『長堂』と呼ばれる長さ40mの大建築物です。 僧侶の修行場だけあって、凛とした雰囲気があり、静寂感漂う独特の佇まいは一瞬にして身の引き締まる思いがします。 映画『ラスト・サムライ』の撮影現場としても有名ですよね。
名残惜しそうな椿
こちらも季節を迎えました
ミツバツツジ
ようやく咲きはじめました

【東坂参道を下る】 1時間あまり圓教寺境内を散策して、帰りは歩いて下ることにしました。 しっかりした登山道がついているので、おーどりー1人でも迷うことはありません。 途中、苦手な岩場の激下りがありますが、そこは迂回路がありますので、時間はかかりますが のんびり歩きのおーどりーにはお気に入りの山道です。 初夏を思わせる山の空気の中で久しぶりに大きく深呼吸をみてると、疲れた心や体に何か優しい薬が注がれていくような 感じがしました。 桜やミツバツツジが山を彩っています。
実際は激下り・・・
東坂参道下り
東坂参道その2
登山道の途中にあります
名物書写だんご

下山してロープウェイの売店で名物『書寫だんご』をいただきました。

性空上人は人間の根本である眼・耳・鼻・舌・身・意(心)のすべてが清らかになる六根清浄の悟りを開きました。 その後ご利益を得ようと多くの人々がこの山に登りました。 私は登りはロープウェイで楽をしてしまったので、きっと何のご利益もないと思います(@_@;)

西国のお寺は花のお寺としても名高いところが多いので、これからのお参りがとても楽しみです。 帰りは予想通り、姫路市内も渋滞で高速に乗るまでに1時間、中国縦貫も渋滞でした。





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