第二十八番 成相山 成相寺

〜波の音 松のひびきも 成相の 風ふきわたす 天の橋立〜
2011・5・14 

この前までのうっとうしいお天気から一転。 5月の陽が降りそそぐ、さわやかな朝を迎えました(^^♪

久しぶりの西国巡礼です。
醍醐寺を最後に、ずいぶん怠けていました。
それでも、西国巡礼も残すところ3か所となりました。
遠方のお寺が行けずに残ってしまい、1番の青岸渡寺と33番の華厳寺もまだお参りできていません。
今日の成相寺も私にとってはなかなか曰くつきのお寺なのです。

自宅から150km離れた宮津市。
このお寺は昨年のGW、今年の3月11日と過去に2回もtryしながらも、
お寺には到達できなかった、縁の薄〜いお寺なのです。
なぜか、アクシデントが起きてしまうのです(@_@;)
一度目は昨年のGW・・・
以前からチェックしていたフレンチレストランの「Takeuchi」でランチしていたら、
結局は大渋滞に巻き込まれ、成相寺に着く前に5時30分になってしまった・・・
その次は、今年3月11日。この日は突然の雪。
成相寺への山道が雪でスリップしてUターン。登山バスも運休で、あえなく撤退(@_@;)
仕方なく最近よくガイドブック等で名前の出ている「雪舟庵」でランチ。

雪舟庵
店内もイケてます

私にしてはめずらしく和食のランチですが、ここのランチはイケテます。
しかし・・・何も知らず帰宅する頃に東日本大震災が発生、東北地方をはじめ日本が大変なことになっていた。
だから、今日もちょっと恐怖です。
何事も起きませんように・・・<(_ _)>
いつもの珍道中のお相手はいないので、大丈夫かな・・・(*^_^*)

7時30分 自宅を出て、中国縦貫〜舞鶴若狭道〜京都縦貫を経て、2時間半ほどで無事に現地到着(*^^)v 片道150kmのドライブです。

やっと来ました成相寺

このお寺は日本三景「天橋立」を見下ろす成相山の中腹にあり、境内にある展望台から天橋立が一望できます。
入山料500円を支払うゲートを過ぎるとすぐに駐車場です。
そして、すぐに本堂につながっています。
車で行くと山門は通ることができません。
一願一言のお地蔵さま
本堂です
本堂につながる階段の脇にお地蔵さまがいらっしゃいます。約620年も前に作られた大変古いお地蔵さまです。
このお地蔵さま、一願一言のお地蔵さまで唯一願を一言でお願いすれば必ず叶えてくださると伝わるお地蔵さまです。
私も一言・・・(の、割にずいぶん長いやん!!欲深いので叶えてもらえないかも・・(^^ゞ)

山吹?

最初に本堂へ入り、御朱印をいただきます。
御本尊は身代わり観音または美人観音とも呼ばれる聖観世音菩薩で秘仏。
堂内には雨乞いの龍とも言われる左甚五郎作「真向の龍」があります。
が、私は全く興味をそそられなかったです(^^ゞ

境内で目を引くのは、「撞かずの鐘」と復元された五重塔です。

撞かずの鐘

〜〜お寺が新しい鐘を鋳造するため寄付を募ったが、裕福そうな家の女房が、「子供はたくさんいるが、お寺へ寄付するお金はない」と険しい目で断った。
やがて鐘鋳造の日、例の女房も乳呑児を抱え、見物していた。
そして、銅湯となったルツボの中に誤って乳呑児を落としてしまった。
このような悲劇を秘めて出来上がった鐘を撞くと山々に美しい音色を響かせていた。
しかし耳をすますと子供の泣声、母親を呼ぶ悲しい声、聞いている人々はあまりの哀れさに子供の成仏を願って
一切この鐘を撞くことをやめ、以来「撞かずの鐘」となった〜〜

そんな淋しく悲しい鐘があります。

五重塔は平成17年に落成された、高さ33m、朱色に輝く塔です。
内部には真言宗で崇拝される8人の祖師が極彩色で描かれている。(らしい・・・(^^ゞ)

五重塔

五重塔のすぐそばにある弁天山展望台に登ってみました。
弁天山といっても、ちょっとした高台です。
展望台に人の姿はなく、さわやかな風に吹かれながら、誰にも邪魔されず
日ごろの雑念から解き放たれ、しばし妄想にふけったり、ただただ「ぼ~〜」っとしてました。
この時間が私の唯一のストレス解消なのです。
山に行けない私にとってこういった見晴らしのよい場所は最高に心地よいです。
今日は霞んでいて、視界は今一つですが天橋立、宮津湾、舞鶴湾が一望できます。
日本三景天橋立
境内はこんな感じです

境内から舗装されていない林道を車で5分ほど登ると、日本一のパノラマ展望所があります。
かの有名な傘松公園より絶景だと言われています。
登ってみましたが、下の弁天山展望所の方が好きでした。
何しろ風は強いし、人も多いので静かに過ごせません。

帰りもまた、150km、2時間のドライブ。
この時間もまた妄想好きの私の癒し時間となりました。
もう少し早い時期に訪れていれば、しゃくなげがさぞかし美しかっただろうと思います。

あとは1番と33番。
いつの日かまたレポートできることを私自身が願っています。





indexへもどる
inserted by FC2 system