第8番 豊山 長谷寺

〜いくたびも 参る心は はつせ寺 山もちかいも 深き谷川〜

2009・5・5

久しぶりの西国巡礼です。 今日は奈良のお寺を巡礼してきました。 あいにくの雨で肌寒い一日でしたが、それでも多くの人がお参りに訪れる人気のお寺です。 雨のお寺もまた趣きのある風情かもしれません。

≪今日のあしどり≫ 自宅(7:30)〜大阪駅〜大和路快速〜JR桜井で近鉄線乗り換え〜近鉄長谷寺・・・長谷寺(10:00)・・・番外札所 法起院

【近鉄長谷寺駅〜参道】 長谷寺は全国に関係寺院3000以上を持つ真言宗豊山の総本山です。 近鉄長谷寺駅からの参道は観音信仰として栄えた門前町の趣きそのままに賑やかにお店が立ち並んでいます。 名物の草餅のお店、ボタンの鉢植えのお店などなど・・・。 おーどりーが草餅に心奪われたのは、言うまでもありません。(*^_^*) ゆるやかに登っている参道は、たくさんの参拝客で賑わっていました。 約15分で長谷寺到着です。

きょうはここ長谷寺にきました

【仁王門】 長谷寺に到着すると、総受付があり、石段の向こうに入母屋造本瓦葺の堂々たる存在感の仁王門が建っています。 平安時代に初めて建立されましたが、幾度か災害に会い、現在の門は明治18年の再建で、上に掲げる額は後陽成天皇の御宸筆です。 楼上に十六羅漢、両脇に仁王像を安置しています。
仁王門です
399段の登廊

【登廊・・重要文化財・・】 仁王門をくぐると、108間399段の回廊形式で上中下の三廊に分かれてる緩やかで長〜い登廊が始まります。 108間の長さは煩悩の数にちなんでいますが、私の煩悩は108間では足りないかもしれません・・・(;一_一) 二間おきに長谷型灯籠が吊るしてあり、夕方には明かりが灯され、さらに幻想的な雰囲気と美しさに包まれる・・・とのこと。 あいにく灯籠が灯るまでは滞在できず、その幻想的な美しさを実際に目にすることはできませんでした。 この時期は登廊周囲にたくさんのぼたんが咲き誇り、厳粛な雰囲気の登廊を華やかに包んでいます。 ≪花のお寺≫として名高い長谷寺ですが、とりわけぼたんの花は美しく、この時期が1番の賑わいとなるようです。

【本堂・・国宝・・】 登廊を登りきった先には舞台造りで南面入母屋造り本瓦葺の本堂があります。 徳川家光の寄進によって建てられたものです。 入母屋造りの正堂と外舞台を持つ礼堂からなる双堂(ならびどう)形式の大建造物です。

本堂です

【ご本尊】 本堂に祀られるのはご本尊の十一面観世音菩薩立像。 楠の霊木で作られた身の丈10m18pの木造仏で、古くから長谷型観音と呼ばれ、左手には蓮華を挿した水瓶、右手には 錫杖と念珠を持っておられ、平らな石の上に立つ独特のお姿をされています。 これは観音様の特別な徳を表し、人々の願いに対する慈悲の深さを示しています。 ちょうど長谷寺大観音特別拝観で、ご本尊様の御足に触れて、『ご縁』が結べる・・という期間でした。 別途1000円かかりますが、なんでも何百年ぶりかの一般公開らしいです。 私も御足に触れ、そのお姿を拝みました。その大きさにまず、感動!! 見上げると慈悲の心が溢れた優しい表情でした。思わず感嘆の声が漏れてしまいます。 しばらく、そこにとどまり心静かに観音様を拝んでいたい気持ちでいっぱいになりますが、 何しろすごい混雑なもので流れに乗って順に回っていくしかない状態です。
五重塔

【五重塔】 戦後、日本に初めて建てられた五重塔で昭和の名塔と呼ばれています。 美しく整った形で他の伽藍や周囲の緑とよく調和され、その彩りはひときわ鮮やかに塔の存在感を表しています。

国宝の本堂をはじめ、五重塔や本坊、宗宝蔵、登廊などが並ぶ境内は壮観で風情があります。 四季折々の花が季節ごとに違う表情で伽藍の美しさを引き立て、観音浄土に例えられる美しさと言われています。 春には桜、夏には紫陽花、秋は紅葉、冬は寒牡丹・・・ 一年を通じて境内に彩りを添えて、特に女性に人気のお寺となっています。 古くから松尾芭蕉をはじめ多くの歌人達の魂を揺さぶったという花のお寺・・・長谷寺。 外舞台からは境内が一望できその美しさに息をのむと言われています。 今日はあいにくの雨で、外舞台からの景色を堪能することはできませんでした。 特別拝観ということもあり、人気のお寺はさらに多くの人々で溢れ、立ち止まっての写真撮影も禁止されている状態でした。 雨の中を流されるように境内を回ってしまったので、その美しさがあまり印象に残っていないのが残念です・・・(@_@;) それぞれの四季の花の季節に、じっくりと訪れたい・・・そんな思いで長谷寺を慌ただしく後にしました。

まだ蕾です
ぼたん
ちょっとめずらしい?黄色





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